シロアリ・羽アリ駆除を自分で行うにあたって、いくつかの方法をご紹介してきました。ここからは取るべき手順やプロに任せるべき状況などについてまとめてみました。

やたらと撒かない

自分で行うシロアリ対策その7もし薬剤散布の方法を取る場合、シロアリの性質をいくつか理解しておく必要があります。シロアリは新鮮な空気や風通しがいい環境を嫌います。一匹一匹がか弱い彼らにとって、このような環境は過酷であり、外敵の発見されるなどの危険性を極端に高めるからです。

ですのでシロアリの巣や蟻道は基本的には目立つところにはなく、隠されるように存在してる場合がほとんどです。隙間や道を「蟻土」と呼ばれる独自のセメントを使って隠していきます。この蟻土を見つけることがシロアリの本拠地を見つける手掛かりになります。そうして発見した証拠から彼らの巣を突き止め、シロアリのいる場所だけに薬剤を散布するようにしましょう。

別記事でご紹介しますが、必要以上の散布は人やペットへの危険性をむやみに高めかねません。あまりにまき散らしてしまうと、作業者である自分自身の健康にも危険が及ぶ可能性もあります。基本的にはシロアリのいるところだけ処理するという意識で作業に当たりましょう。

隠れたコロニーや分巣に用心!

シロアリが人目に触れない場所を根城にして生息している以上、完全に見つけるのは難しい作業となります。プロは家の構造や床下の状況、シロアリの種類、被害の程度、コロニーのサイズなどを観察し対処法を考えたうえで作業に取り組んでいます。

また、ヤマトシロアリの場合、完全駆除に失敗すると再び巣を作らせる理由になりますし、イエシロアリのような巣が大きいシロアリであれば、自分の家や敷地以外にも広がっている可能性もあります。これらは可能性ですが、十分考慮に値する要素です。

業者に相談すべき状況

完全駆除が難しい場合、即座に専門業者に相談すべきです。また、発生しているのがイエシロアリである場合でも同様です。この種は非常に攻撃的で危険であり、被害状況も範囲が大きく深刻になりやすいからです。

また被害範囲が家全体やその階全体に及んでいる場合も、専門知識と道具の無い人が自分だけで作業するのは現実的ではありません。プロは完全駆除のみを目的とし、そのためのノウハウを積み重ねています。無理せず彼らに任せるのが賢明です。

まとめ

つまり、素人同然の私たちが行える範囲は意外と限られています。不必要な危険や事故を避けるためにも、無理だと感じたらそれ以上は突っ込まずに任せるのが最善です。