羽アリの群飛を自宅で見かけるとショックを受けるでしょう。実のところ、羽アリが部屋や押し入れから湧いているのでない限り、家にシロアリが巣食っていると決めつけるのは早計でもあります。

羽アリを見かけたときにすべきことは何でしょう。

シロアリが飛ぶ理由

羽アリの群飛に対処しようシロアリが飛ぶのは、新しいコロニーを形成して繁殖するためです。羽アリはオスか女王で、それらが空中で交尾をしながら新しい拠点のために準備をしています。

つまり新たな女王とその子孫がメインで、一緒に飛んでいるオスの羽アリは交尾が終わると死んでしまうか、拠点となる新天地についたあとは羽を落とし、コロニーの建設に力を尽くします。ここで一時的な住居から本格的な巣を目指して徐々に建設を進めていき、女王アリが産卵できる環境を整えます。

生まれるのは働きアリであり、それらの協力を得て新しいコロニーを安定させていくのです。ですので羽アリはアリにとって非常に重要であり、繁栄と領地を広げるための主要な手段です。これがもし家で見られるのなら、それは羽アリを放つほど完成した巣が敷地や家の床下などにあるか、単に光や食べ物に引き寄せられて集まったかのどちらかでしょう。

シロアリかどうかを見分けよう

羽アリが群れているからといって、それがシロアリとは限らないのが難しいところです。シロアリの羽アリはくびれがなく、太いのが特徴です。体の一部に白や黄色、クリーム色になっている部位を見つけることもできます。

黒アリの羽アリは羽以外まったくの黒で、くびれがあり昆虫として認識しやすい形をしています。

確認とそれに応じた迅速な処置

以上のことから、羽アリを見つけたとしてもパニックにならずにまずは確認することが必要です。何より毒を持っている生物ではなく、基本的には人を攻撃することもありません。もしそれがシロアリの羽アリであった場合、早急に対策が必要です。

まずは白っぽいかどうかを見るだけでもある程度判断できるはずです。可能なら死んでしまった個体でもビニール袋などに入れて置いておくと、後日専門業者に確認してもらうことができます。室内で大量発生した場合は、掃除機などで吸い取る応急処置をしましょう。

吸い込んでからスプレーなどを吹くとべたべたにくっつく可能性があるので、空気圧だけで圧死するに任せても構いません。これはあくまで応急処置ですので、その日か翌日にはシロアリ駆除業者に必ず確認してもらうようにしてください。

まとめ

シロアリは2-3日で群飛を終えます。見かけなくなったからといって無視すると危険ですので、早急に対応しましょう。