ここではイエシロアリの特徴についてご紹介します。一見どれも同じように見えるシロアリですが、その特徴や個性は違います。

基礎知識としてイエシロアリの特徴をよく知り、正しい対策と駆除に役立ててください。

イエシロアリ

イエシロアリの特徴全2000種類のうち13種類がいると言われるシロアリの中で、一番被害が大きく凶暴だと言われているのがイエシロアリです。ヤマトシロアリより少し大きいのが特徴で、有翅虫で7-8mm、働きアリが5-7mm程度、女王アリなら最大40mmの個体が確認されています。頭部がヤマトシロアリより大きく噛む力が強いのも特徴です。

ヤマトシロアリより遅く羽アリの飛翔が見られ6-7月ぐらいの夜間を待って羽アリが飛び出していきます。湿った材を好むのは土壌性シロアリとして同じですが、寒さに弱く、関東や東北地方ではほとんど確認されません。

関西や中国・四国、九州を中心に生息しており、固定的な巣を作ってコロニーを形成します。ヤマトシロアリが巣を移動する流動的な正確なのに対し、イエシロアリは材の中に蟻道とスペースを作って本巣を作り、その材の外側にも分巣を作る習性があり、非常に大きくなることもあります。

イエシロアリのパワー

イエシロアリが凶暴と言われるのは、その攻撃性だけでなく、えさや巣の対象となる材の豊富さにあります。100万匹に及ぶ群れを形成し、本巣を中心に100メートルの行動範囲を持つと言われており、二階や天井裏も彼らの活動範囲になります。

イエシロアリはこの固定的な巣を持ち、そこを中心に活動するという性質上、コロニーを守ろうとして攻撃的になります。人の指にも噛みつき、噛んだまま離さないなどの行動を取ることもあり、行動範囲の広さと相まって家屋の被害が進行するスピードが速いのも特徴の一つです。

乾燥が苦手なヤマトシロアリに対し、イエシロアリはたとえ乾燥した木材などでも水を運搬することで湿気を与え、材を濡らしながら蟻道を形成していきます。なんと木造に限らず、コンクリートや鉄筋構造の家屋にも入っていくパワーを持ち、被害が広がりやすい理由の一つとなっています。

より強力な対策が必要

その力が人間の家屋に向けられるのが残念ですが、自然界で生き抜いていく彼らの力は驚嘆すべきものがあります。このため、駆除や防除に関してもより徹底的な対策が必要であり、本や立木、地下のケーブル類までチェックする必要も生じます。

まとめ

イエシロアリは暖かいところを中心に分布しています。もし被害が発見された場合、お住まいの地域や被害の種類を確認し、駆除業者にすぐに連絡しましょう。